子どものおもちゃが、気づけばどんどん増えていることはありませんか。
リビングの床にブロックやぬいぐるみが広がっていたり、棚の中に使っていないおもちゃがぎゅうぎゅうに入っていたりすると、見ているだけで疲れてしまうこともありますよね。
「片づけてもすぐ散らかる」
「捨てたいけれど、子どもが嫌がる」
「まだ使うかもしれないと思うと、なかなか減らせない」
そんなふうに悩んでいるママも多いと思います。
でも、おもちゃが多いからといって、ママの管理が悪いわけではありません。子どもがいる暮らしでは、誕生日やクリスマス、祖父母からのプレゼントなどで、自然とおもちゃは増えていきます。
大切なのは、いきなり全部を片づけようとすることではなく、今の暮らしに合った量に少しずつ整えていくことです。
この記事では、子どものおもちゃが多すぎて困っているママに向けて、親子で無理なく減らす方法や、増やしすぎないための工夫をやさしく紹介します。
子どものおもちゃが増えすぎてしまう理由

子どものおもちゃは、気をつけていてもいつの間にか増えてしまいます。
まずは「なぜ増えてしまうのか」を知ることで、片づけのハードルが少し下がります。
プレゼントでもらう機会が多い
子どものおもちゃは、誕生日やクリスマス、入園、入学などのタイミングで増えやすいものです。
また、祖父母や親戚からプレゼントでもらうこともありますよね。
ママが買っていなくても、気づいたら家の中におもちゃが増えていることは珍しくありません。
子どもが喜ぶ顔を見ると、プレゼントしてくれる側も嬉しいものです。そのため、おもちゃが増えるのは自然なことでもあります。
子どもが「全部いる」と言う
おもちゃを減らそうと思っても、子どもに聞くと「これもいる」「あれもいる」と言われることがあります。
大人から見ると、もう遊んでいないように見えるおもちゃでも、子どもにとっては大切なものかもしれません。
「いつか遊ぶかも」
「これはお気に入りだった」
「捨てたくない」
そんな気持ちがあると、なかなか手放せないのです。
親も思い出があって手放しにくい
おもちゃを減らせないのは、子どもだけではありません。
「小さい頃によく遊んでいたな」
「これは初めて買ったおもちゃだったな」
「おばあちゃんが買ってくれたものだから捨てにくいな」
このように、ママ自身にも思い出があると、手放すのが難しくなります。
おもちゃはただの物ではなく、子どもの成長の記録のように感じることもありますよね。
だからこそ、無理に捨てようとしなくて大丈夫です。少しずつ見直していけば十分です。
おもちゃが多すぎると困りやすいこと
おもちゃが多いと、子どもが楽しく遊べるように感じます。
でも、量が多すぎると、かえって片づけにくくなったり、遊びにくくなったりすることがあります。
片づける量が多くて親子で疲れる
おもちゃが多いと、遊んだあとの片づけも大変になります。
床いっぱいに広がったおもちゃを見て、ママが「また片づけなきゃ」とため息をついてしまうこともありますよね。
子どもにとっても、量が多すぎるとどこから片づければいいのかわからなくなります。
その結果、ママが何度も声をかけることになり、親子で疲れてしまうことがあります。
遊ぶおもちゃを選びにくくなる
おもちゃがたくさんあると、一見楽しそうに見えます。
でも、数が多すぎると、子どもは何で遊ぶか迷ってしまうことがあります。
あれもこれも目に入って、ひとつのおもちゃでじっくり遊びにくくなることもあります。
おもちゃの量を少し整えるだけで、子どもが今遊びたいものを選びやすくなることがあります。
収納スペースが足りなくなる
おもちゃが増えると、収納場所も必要になります。
最初は棚や箱に収まっていても、だんだん入りきらなくなり、床やテーブルの上に置きっぱなしになることもあります。
収納場所に対しておもちゃの量が多すぎると、片づけてもすぐにあふれてしまいます。
「片づけが苦手」なのではなく、収納できる量を超えているだけかもしれません。
おもちゃを減らす前に大切にしたい考え方
おもちゃを減らそうと思うと、つい「捨てなきゃ」と考えてしまいます。
でも、子どものおもちゃを減らすときは、急がなくて大丈夫です。
いきなりたくさん捨てようとしない
おもちゃを一気に減らそうとすると、子どもが不安になってしまうことがあります。
ママも、途中で疲れてしまうかもしれません。
最初から完璧を目指さず、まずは小さなところから始めましょう。
たとえば、壊れているおもちゃだけを見る。
同じ種類のおもちゃだけを集めてみる。
リビングに出しているおもちゃだけを見直す。
このくらい小さく始めると、気持ちがラクになります。
「捨てる」より「残すものを選ぶ」
おもちゃを減らすときは、「どれを捨てる?」と聞くよりも、「どれを残したい?」と聞く方が、子どもも選びやすくなります。
捨てるものを選ぶのは、子どもにとって少し悲しい作業です。
でも、好きなものや大切なものを選ぶ作業なら、前向きに取り組みやすくなります。
「今よく遊んでいるものはどれかな?」
「これはまだ大切にしたい?」
「この中で一番好きなのはどれ?」
そんなふうに声をかけると、親子で話しながら進めやすくなります。
子どもの気持ちも聞きながら進める
大人から見ると不要に見えるものでも、子どもにとっては大切なものがあります。
勝手に捨ててしまうと、子どもが悲しい気持ちになることもあります。
もちろん、すべて子どもの言う通りにする必要はありません。
ただ、子どもの気持ちを聞きながら進めることで、片づけが「嫌なこと」になりにくくなります。
子どものおもちゃを無理なく減らす方法

ここからは、実際におもちゃを減らす方法を紹介します。
できそうなものから、ひとつずつ試してみてください。
壊れているおもちゃから手放す
最初に見直しやすいのは、壊れているおもちゃです。
部品がなくなっているもの、音が鳴らなくなったもの、遊べない状態になっているものは、手放す候補にしやすいです。
いきなりお気に入りのおもちゃを減らそうとすると難しいですが、壊れているものなら判断しやすくなります。
子どもと一緒に確認しながら、「たくさん遊んだね」「ありがとう」と声をかけて手放すのもおすすめです。
年齢に合わなくなったおもちゃを見直す
赤ちゃんの頃に使っていたおもちゃや、今の年齢ではあまり遊ばなくなったおもちゃも見直してみましょう。
子どもの成長に合わせて、遊び方も変わっていきます。
以前はお気に入りだったものでも、今はほとんど使っていないことがあります。
まだきれいなものは、必要な人に譲ったり、保管するものを少しだけ選んだりしてもいいですね。
同じようなおもちゃをまとめてみる
ブロック、ぬいぐるみ、車のおもちゃ、おままごとグッズなど、同じようなおもちゃがたくさんある場合は、一度まとめてみましょう。
同じ種類のものを並べると、「こんなにあったんだ」と量がわかりやすくなります。
その中から、よく遊んでいるものやお気に入りのものを選んでいくと、自然と減らしやすくなります。
全部を残すのではなく、「この箱に入る分だけ」など、収納に合わせて量を決めるのもおすすめです。
よく遊ぶおもちゃだけを出しておく
すべてのおもちゃを出しっぱなしにしていると、部屋が散らかりやすくなります。
よく遊ぶおもちゃだけを出しておき、あまり使っていないものは別の場所にしまっておくと、片づけがラクになります。
これは、おもちゃを完全に捨てるわけではないので、子どもも受け入れやすい方法です。
しばらく様子を見て、まったく思い出さないおもちゃがあれば、そのときに手放すか考えても遅くありません。
迷うものは保留ボックスに入れる
捨てるか残すか迷うおもちゃは、無理に決めなくて大丈夫です。
そんなときは、保留ボックスを作って一時的に入れておきましょう。
すぐに捨てるのではなく、数週間から数か月ほど様子を見ると、本当に必要かどうかがわかりやすくなります。
子どもが思い出して「遊びたい」と言ったものは戻してもいいですし、まったく使わなかったものは手放す候補になります。
おもちゃの置き場所を決める
おもちゃを減らすだけでなく、置き場所を決めることも大切です。
「この箱に入る分だけ」
「この棚に置ける分だけ」
「リビングに置くのはこのカゴだけ」
このように場所を決めると、おもちゃの量を管理しやすくなります。
収納場所が決まっていると、子どもも片づけやすくなります。
子どもがおもちゃを手放したがらないときの対処法
おもちゃを減らそうとすると、子どもが嫌がることもあります。
そんなときは、無理に進めなくても大丈夫です。
無理に捨てようとしない
子どもが強く嫌がるときは、無理に捨てようとしない方がいい場合もあります。
無理やり手放すと、片づけに対して嫌な印象が残ってしまうことがあります。
まずは、今すぐ捨てなくてもいいものとして、別の場所に保管するだけでも十分です。
少し時間がたつと、子どもの気持ちが変わることもあります。
写真に残してから手放す
思い出があるおもちゃは、写真に残してから手放す方法もあります。
「このおもちゃでよく遊んだね」
「写真に残しておこうか」
そんなふうに声をかけると、子どもも気持ちの整理がしやすくなります。
写真に残すことで、物は手放しても思い出は残せます。
「ありがとう」と言って手放す
おもちゃを手放すときは、ただ捨てるのではなく、「ありがとう」と声をかけるのもおすすめです。
たくさん遊んだおもちゃに感謝することで、手放すことが少しやさしい行動になります。
子どもにとっても、「捨てられる」ではなく、「役目を終えた」という感覚になりやすいです。
おもちゃを増やしすぎないための工夫
おもちゃは、減らしてもまた増えていくものです。
だからこそ、増やしすぎない工夫も大切です。
買う前に置き場所を考える
新しいおもちゃを買う前に、「どこに置くか」を考えてみましょう。
置き場所が決まらない場合は、今あるおもちゃを見直すタイミングかもしれません。
買う前に収納場所を考えるだけで、増えすぎを防ぎやすくなります。
新しく買うときは数を決める
おもちゃを買うときは、数を決めておくと管理しやすくなります。
たとえば、「新しいおもちゃをひとつ買ったら、使っていないものをひとつ見直す」というルールです。
厳しくしすぎる必要はありませんが、家に入る量と出ていく量を少し意識するだけで、おもちゃは増えにくくなります。
祖父母には欲しいものを具体的に伝える
祖父母や親戚からおもちゃをもらう機会が多い場合は、欲しいものを具体的に伝えるのもひとつの方法です。
「今は絵本が嬉しいです」
「おもちゃより文房具が助かります」
「置き場所が少ないので、小さめのものだとありがたいです」
このように伝えると、相手も選びやすくなります。
おもちゃ以外にも、絵本、文房具、洋服、お出かけの体験など、プレゼントの選択肢はたくさんあります。
おもちゃ収納をラクにするコツ

おもちゃを減らしたあとは、片づけやすい収納に整えていきましょう。
収納が難しいと、せっかく減らしてもまた散らかりやすくなります。
子どもが自分で戻せる高さに置く
おもちゃは、子どもが自分で戻せる高さに置くのがおすすめです。
高い場所や開けにくい収納だと、子どもが片づけにくくなります。
子どもの目線に合わせて収納場所を作ると、自分で片づける習慣にもつながりやすくなります。
細かく分けすぎず、ざっくり収納にする
おもちゃ収納は、細かく分けすぎると続きにくくなります。
特に小さな子どもには、ざっくり収納の方がわかりやすいです。
「ブロックはこの箱」
「ぬいぐるみはこのカゴ」
「おままごとはこの場所」
このくらい大まかで大丈夫です。
きれいに並べることよりも、子どもが戻しやすいことを優先しましょう。
リビングに置くおもちゃは少なめにする
リビングにたくさんのおもちゃを置くと、部屋全体が散らかって見えやすくなります。
リビングに置くおもちゃは、今よく遊ぶものだけに絞ると、片づけがラクになります。
残りのおもちゃは、子ども部屋や別の収納場所に置いて、必要なときに出すようにするとよいでしょう。
リビングが少し整うだけでも、ママの気持ちはかなり軽くなります。
まとめ|おもちゃは少しずつ減らせば大丈夫
子どものおもちゃは、成長やプレゼントの機会とともに自然と増えていくものです。
だから、おもちゃが多くなってしまったからといって、ママが自分を責める必要はありません。
大切なのは、いきなり完璧に片づけようとすることではなく、今の暮らしに合った量に少しずつ整えていくことです。
まずは、壊れているもの、年齢に合わなくなったもの、あまり遊んでいないものから見直してみましょう。
子どもが手放したがらないときは、無理に捨てず、保留ボックスに入れたり、写真に残したりする方法もあります。
おもちゃの量が少し整うと、子どもも遊びやすくなり、ママの片づけの負担も軽くなります。
完璧を目指さなくて大丈夫です。
親子で少しずつ、心地よく過ごせるおもちゃの量を見つけていきましょう。

