おもちゃを買いすぎない家庭のルール作り|子どもが納得しやすい7つの工夫

子育てと暮らし

おもちゃは、気づくと少しずつ増えていきます。

誕生日やクリスマス、外出先で買った小さなおもちゃ、祖父母からのプレゼント、ファストフードのおまけ。ひとつひとつはうれしい物なのに、いつの間にか棚や箱からあふれてしまうことがありますよね。

片付けてもすぐ散らかる。子どもに「捨てよう」と言うのはかわいそう。でも、このまま増え続けるのもしんどい。

そんなときは、急にたくさん減らそうとするより、おもちゃが増える前の決めごとを少し作っておくとラクになります。

この記事では、おもちゃを買いすぎないために家庭でできる工夫を紹介します。子どもを我慢させるためではなく、親子で片付けやすい量を見つけるための考え方です。

子どものおもちゃが増えるのは自然なこと

おもちゃの収納場所を親子で確認しているイラスト

子どもは、遊びながら成長します。

ブロック、ぬいぐるみ、電車、ままごと、絵本。今夢中になっている物もあれば、少し前までよく遊んでいたけれど、最近は手に取らない物もあります。

だから、おもちゃが増えること自体は悪いことではありません。子どもの興味が広がっている証拠でもあります。

ただ、量が増えすぎると、子ども自身も選びにくくなります。箱の中がぎゅうぎゅうだと、遊びたい物を出すだけで全部ひっくり返してしまうこともありますよね。

おもちゃを減らすことだけを考えるより、増え方を考え直すことが大切です。

買う前に置く場所を思い浮かべる

おもちゃを買いすぎないために、まず見ておきたいのは、買ったあとに置く場所です。

「おもちゃはこの棚に入る分だけ」「小さなおまけはこの箱に入る分だけ」など、場所で区切ると親子でわかりやすくなります。

置く場所を考えないまま買うと、新しいおもちゃが家に入るたびに置き場所に迷いやすくなります。床やソファの上に置いたままになりやすく、片付けも大変になります。

反対に、買う前に「ここに入るかな」と考えるだけでも、いったん立ち止まりやすくなります。

買う前に置き場所を思い浮かべるだけでも、おもちゃは増えにくくなります。

家に入ってくる物をゆるく見直す

新しいおもちゃの置き場所を親子で考えているイラスト

おもちゃは、買うときだけ増えるわけではありません。

お下がり、景品、ガチャガチャ、外食のおまけなど、思っているよりいろいろな形で増えていきます。

全部をきっちり断らなくても大丈夫です。ただ、家に入るたびに「どこに置くか」「本当に遊ぶか」を一度考える習慣があると、増えるスピードはゆっくりになります。

買う前に一晩おく

子どもが「これ欲しい」と言ったとき、すぐに買わずに一晩おいてみるのもおすすめです。

その場では強く欲しがっていても、次の日には忘れていることもあります。

「明日も欲しかったらもう一度考えようね」と伝えると、子どもも少し気持ちを落ち着けて考えるようになります。

もちろん、誕生日や特別な日まで我慢できたら、それは子どもにとって特別なことになります。

プレゼントは希望をやんわり伝える

祖父母や親戚からのおもちゃが増える家庭も多いと思います。

好意でいただく物なので、断りにくいこともありますよね。

そんなときは、「今はパズルが好きです」「小さめの物だと助かります」「絵本だとうれしいです」など、希望をやんわり伝えてみるのもひとつです。

相手の気持ちを大切にしながら、家で使う物を選びやすくなります。

おまけ専用の小さな箱を作る

外出先でもらう小さなおもちゃやおまけは、意外とたまりやすいです。

そのまま引き出しに入れると、どんどん増えてしまいます。

おまけ専用の小さな箱を作り、「ここに入る分だけ」と決めておくと整理しやすくなります。

箱がいっぱいになったら、子どもと一緒に中を見て、よく遊ぶ物だけ残す。そんなゆるい流れで十分です。

見直すタイミングを決めておく

おもちゃは、毎日見直さなくても大丈夫です。

月に一度、季節の変わり目、誕生日の前、クリスマスの前。新しいおもちゃが増えそうな時期の前に、今ある物を見ておくと安心です。

「最近遊んでいる物」「あまり遊んでいない物」「迷う物」に分けるだけでも、今の量がわかりやすくなります。

迷う物は、すぐ手放さなくてもかまいません。いったん別の箱に入れて、少し様子を見ても大丈夫です。

子どもが選びやすい聞き方をする

迷うおもちゃをお休み箱に入れて親子で整理しているイラスト

子どもに「いる?いらない?」と聞くと、全部いると言うことがあります。

大切にしている気持ちもあるので、それは自然なことです。

そんなときは、「よく遊ぶのはどれ?」「今お休みしてもいいおもちゃはある?」「この箱に入る分だけ選んでみようか」と聞いてみると、少し選びやすくなります。

手放すことを急がず、子どもが自分で選ぶ経験を重ねることも大切です。

おもちゃを選ぶ力は、少しずつ育っていくものだと思います。

親が頑張りすぎないことも大切

おもちゃが増えると、片付けるのはどうしても親の負担になってしまします。

でも、いつもきれいな子ども部屋を維持しようとすると気持ちが疲れてしまいます。

今日は床だけ見えるようにする。寝る前に大きなおもちゃだけ戻す。細かい物は週末に見る。

そのくらいのゆるさでも、家の中は少しずつ片付けやすくなります。

大事なのは、物を増やさないことだけではなく、お母さんが無理なく続けられることです。

よくある質問

祖父母からのおもちゃが多いときはどうする?

まずは感謝を伝えたうえで、今子どもが好きな物や家で使いやすい物をやんわり伝えるといいです。

「大きい物より絵本が助かります」「今はブロックをよく使っています」など、具体的に伝えると相手も選びやすくなります。

子どもが次々に欲しがる場合は?

すぐに買わなくても大丈夫です。

「今日は見るだけにしよう」「お誕生日の候補に入れておこう」と、一度時間を置くと気持ちが落ち着くことがあります。

欲しい気持ちを否定するのではなく、買うタイミングを少しゆっくりにするイメージです。

ミニマリストのように少なくしないとダメ?

少なくしないといけないわけではありません。

子どもが遊びやすく、親も片付けやすい量なら、その家庭に合っています。大切なのは、写真のような部屋を目指すことではなく、今の家族が暮らしやすい形を作ることです。

まとめ

おもちゃは、子どもの成長と一緒に自然と増えていきます。

だからこそ、増えてから困る前に、家に入れるときの決めごとを作っておくと安心です。

買う前に置く場所を思い浮かべる。買う前に一晩おく。プレゼントの希望をやんわり伝える。おまけは小さな箱に入る分だけにする。

どれも大きな片付けではありませんが、続けるとおもちゃの量は少しずつ落ち着いていきます。

子どもを我慢させるためではなく、親子で遊びやすく、片付けやすい部屋にするために。

今の家族に合うペースで、おもちゃとの付き合い方を見直していきましょう。

タイトルとURLをコピーしました