子育て卒業後の休日の過ごし方は?予定がない日を整える小さなコツ

予定のない休日にお茶を飲みながら過ごし方を考える女性のイラスト 暮らしの工夫

子育てが一段落すると、休日の景色が急に変わることがあります。

子どもが小さい頃は、休日といっても朝からご飯を作り、洗濯をして、部活や買い物の予定を確認していました。上の双子が小さかった頃は、二人分の着替えや紙おむつを用意するだけでもひと仕事。休みの日ほど忙しかったように思います。

それが子どもたちの手が離れると、突然ぽっかり隙間ができるんですよね。ずっと欲しかったはずの自由な時間なのに、「今日は何をしたらいいんだろう」と落ち着かない。私もそんな日があります。

無理に趣味を見つけたり、予定をいっぱい入れたりしなくても大丈夫。私が試してみて気楽だったのは、予定がない日は朝に一つだけやることを決める方法です。

子育て卒業後の休日の朝にカーテンを開ける女性のイラスト

子育て卒業後に休日の過ごし方が分からなくなるのは自然

長い間、家族の都合に合わせて暮らしてきたのですから、急に「自分の好きなように」と言われても迷うのは自然だと思います。

子どもの試合がある、送迎がある、お昼ご飯を用意する。以前は考えなくても次にすることがありました。子どもが巣立つと、その用事と一緒に一日の区切りまで減ってしまいます。

私は子どもに依存しているつもりはありません。それぞれの家庭があり、それぞれの暮らしがあるから、親がいつまでも子どもの予定を中心にするのも違うと思っています。

それでも、何十年も続けた生活の形は、すぐには切り替わりません。寂しいというより、急に時間の使い方が分からなくなる感じでしょうか。

何も思いつかない日は、怠けているのではなく、これまで忙しかった証拠なのかもしれません。

朝に一つだけ用事を決めておく

予定のない休日は、朝のうちに一つだけ「今日はこれをする」と決めておくと動きやすくなります。

  • 洗濯が終わったらコーヒーをゆっくり飲む
  • 午前中に近所を20分だけ歩く
  • 冷蔵庫の一段だけ片付ける
  • 読みかけの本を10ページ読む
  • 夕飯に食べたいものを一つ買いに行く

「家を全部片付ける」「充実した一日にする」と大きく決めると、それだけで疲れてしまいます。一つ終われば今日は合格。それより先は、おまけくらいがちょうどいいです。

朝から何も決めずにスマートフォンを見ていると、気づけばお昼ということもあります。それも悪くはないのですが、後から少しもったいなかったと思うなら、前の晩に付箋へ一つだけ書いておくのもよさそうです。

前の晩に三つの候補を用意しておく

朝になってから一から考えるのが面倒な時は、前の晩に三つだけ候補を用意しておく方法もあります。

たとえば「元気なら図書館」「普通なら近所で買い物」「疲れていたら家で録画を見る」の三つです。朝の体調で選べるので、予定に自分を合わせなくてすみます。

雨が降った時のために家でできることを一つ入れておくと、「せっかくの休みなのに予定が崩れた」とがっかりしにくいです。外出の候補も、予約が必要なものばかりにしない方が気楽ですね。

私は、気になった店や場所をスマートフォンのメモに残しておくと便利だと思いました。その日に全部行くのではなく、休日の朝に一つ選ぶための控えです。思いついた時に残しておけば、急に時間ができた日にも使えます。

ただし、三つともできなくてもかまいません。候補は自分を急がせる予定表ではなく、何をしようか迷った時に助けてもらうためのものです。

ほかの人の休日と比べなくていい

スマートフォンを見ると、旅行へ行ったり、友人と食事をしたり、習い事を楽しんだりする様子が目に入ります。自分だけ何もしていないように感じる日もあるかもしれません。

でも、見えているのはその人の一日のほんの一部分です。毎週元気に出かける人もいれば、家で静かに過ごす方が好きな人もいます。休日の過ごし方に点数はありません。

私は、夕方になった時に「今日は少し気持ちが楽だった」と思えたら、それでよい休日だと思います。洗濯ができた、温かいお茶を飲めた、昼寝ができた。そんな小さなことでも、自分が選んだ時間です。

予定の数ではなく、今の自分に合っていたかで考えると、休日を楽しめなかったという焦りが少し減ります。

家で過ごす日と少し出かける日を分ける

毎週出かけなくてもいいし、毎週家にいなくてもいい。私は「今週は家」「来週は少し外へ」と分ける方が気持ちもお財布も楽だと思いました。

過ごし方 小さな予定の例 疲れない工夫
家で過ごす日 本、録画、引き出し一つの整理 家事を増やしすぎない
近所へ出る日 散歩、図書館、スーパー 帰る時間を決めておく
少し足を延ばす日 一人ランチ、映画、日帰り温泉 翌日に疲れを残さない

予定表を埋めるために出かけるのではなく、今の体調と気分で選ぶ。子育て中にはなかなかできなかった、ぜいたくな決め方ですよね。

休日に近所を歩いて小さな買い物を楽しむ女性のイラスト

近所への短いお出かけでも休日らしくなる

旅行や遠出でなくても、いつもの道を少し変えるだけで気分転換になります。

気になっていたパン屋さんへ歩いて行く、スーパーで季節の果物を一つ選ぶ、図書館で雑誌を読む。用事のついでではなく、それ自体を今日の予定にすると、同じ買い物でも少し楽しく感じます。

福岡は街へ出ればお店が多く、少し離れれば海や山もあります。でも、休日のたびに遠くまで行く必要はありません。近所で一人の時間を過ごせる場所を二つ、三つ見つけておく方が、実際には使いやすいと思います。

最初は30分ほどで帰ってもいいんです。短い外出でも着替えて外の空気を吸うと、家へ戻ってからの気分が変わります。

お金を使わない休日も用意しておく

時間ができたからといって、毎回ランチや買い物をしていたら出費が増えます。子どもに迷惑をかけず、自分の暮らしを守りながら年齢を重ねたいと思うと、お金の使い方も気になります。

そこで、無料か家にあるもので楽しめる休日の候補も持っておくと安心です。

  • 図書館で本や雑誌を選ぶ
  • 水筒を持って近所の公園を歩く
  • 家にある食材で少しだけ丁寧に昼食を作る
  • 昔の写真を一箱だけ見直す
  • 気になる場所を地図で探して次の予定を立てる

お金を使ったから充実するとは限りません。今日は使わない日、来週は楽しみに使う日と分けると、出かける日のうれしさも増えそうです。

何もしない休日を失敗にしない

仕事の疲れが残っている日や、何となく気持ちが動かない日もあります。そんな日は、昼寝をして、簡単なご飯を食べて、早めにお風呂へ入るだけでも十分です。

昨日まで頑張ったから休んでいるのに、「何もできなかった」と自分を責めたら、休んだ気がしませんよね。

何もしないと決めて休むのも、自分で選んだ立派な予定です。元気が戻った日に、また小さく動けばいいと思います。

予定を詰めなかった休日の夕方に自宅でくつろぐ女性のイラスト

子どもを待つ時間から自分で選ぶ時間へ

子どもたちには、それぞれの家庭と予定があります。会える時はうれしいけれど、連絡や帰省をずっと待って休日が終わるのは少し違う気がします。

こちらにも自分の予定があり、「その日は映画へ行くから、別の日なら大丈夫」と言えるくらいでいいのかもしれません。それは冷たいことではなく、お互いの暮らしを大切にすることだと思います。

仕事も、できる範囲で続けておくと生活の区切りになります。家の外で人と話すことや、自分で使えるお金があることは、これからの安心にもつながります。

もちろん働き方や体調は人それぞれです。大切なのは、子ども以外にも自分の暮らしを支える小さな柱をいくつか持っておくこと。仕事、友人、趣味、近所のお店。大げさでなくていいんですよね。

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子育て卒業後の一人時間をどう過ごそうか気になった時は、こちらも参考にしてください。

まとめ

子育て卒業後、予定のない休日を持て余すのは、長い間家族を優先してきた人なら自然なことだと思います。

朝に一つだけすることを決める。家で過ごす日と外へ出る日を分ける。疲れた日は、何もしないと決めて休む。それくらいから始めれば十分です。

昨日と同じように見える休日でも、自分で選んで過ごせたなら、少しずつこれからの暮らしになっていくのだと思います。

子どもの暮らしを応援しながら、私も私の休日をつくっていく。急に上手にはできなくても、気になることを一つずつ試していけば、自分に合う過ごし方が見つかりそうです。

 

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