子育てが終わったら、もっと自由で楽になると思っていました。
もちろん、ほっとする気持ちはあります。朝から晩まで子どもの予定に合わせて動く日々が落ち着いて、自分の時間も増えます。
でも、その一方で、家の中が静かになった時に「あれ、なんだか寂しい」と感じることもあるんですよね。
子どもが元気に巣立ってくれるのはうれしいこと。だけど、親の気持ちがすぐに切り替わるわけではありません。
それに、子どもには子どもの家庭や暮らしがあります。だからこそ、親の側も自分の暮らしを持って、年齢を重ねていくことが大事なのかなと思います。
私も気になって調べてみたら、50代やあら還世代で「子育てが終わった後、何を楽しみにしたらいいのか」と感じる人は少なくないようでした。
この記事では、子育て卒業後に感じる寂しさと、これからの一人時間の過ごし方について、私なりにまとめてみます。
子育てが終わった後に寂しいのは自然なこと
子育てが一段落すると、毎日の暮らしは思った以上に変わります。
- ご飯を作る量が減る
- 洗濯物が少なくなる
- 家の中の音が減る
- 子どもの帰宅時間を気にしなくなる
- 休日の予定が急に空く
忙しかった頃は「少しでいいけん、一人の時間がほしい」と思っていたのに、いざ時間ができると、どう使っていいのか分からなくなることがあります。
これは、子どもがいなくなったから何もできないというより、長い間「お母さん」として動いてきた時間が大きかったからだと思います。
毎日当たり前にしていたことが急に減ると、心もすぐには追いつきません。
自由になったのに、ぽっかりすることもある
子育てが終わった後の寂しさは、悲しいだけではないところが難しいなと思います。
子どもが自分の道を歩いているのは、親としてうれしい。
でも、食卓の人数が減ったり、子ども部屋が静かになったり、買い物かごに入れるものが変わったりすると、ふとした時に寂しさが出てきます。
「自由になったはずなのに、なんでこんな気持ちになるんだろう」と思うこともあるかもしれません。
でも、寂しいと感じるのは、それだけ一生懸命子育てをしてきた証拠でもあると思います。
気持ちが揺れる日があっても、自分を責めなくていいですね。
まずは暮らしの小さな変化に慣れていく
子育て卒業後の時間を、すぐに趣味や仕事でいっぱいにしなくてもいいと思います。
いきなり「第二の人生を楽しまなきゃ」と思うと、それもまた疲れてしまいます。
まずは、日々の小さな変化に慣れていくことからで十分です。
- 朝、ゆっくりお茶を飲む
- 買い物のついでに少し遠回りする
- 作りすぎない量のご飯に慣れる
- 子ども部屋の窓を開けて風を通す
- 気になっていた場所を一つ片付ける
大きく変えようとしなくても、暮らしの中に「今の私の時間」を少しずつ作っていく感じです。
子育て卒業後の一人時間は小さく始める
一人時間と聞くと、旅行に行ったり、新しい習い事を始めたり、何か特別なことをしないといけない気がします。
でも、最初はもっと小さくていいと思います。
近所を歩いてみる
福岡で暮らしていると、近所でも少し歩くだけで、季節の花や新しいお店に気づくことがあります。
目的を作りすぎず、今日はこの道を歩いてみよう、くらいでも気分転換になります。
一人でお茶を飲む時間を作る
家族の予定に合わせて動いていた頃は、自分のためだけに座る時間が後回しになりがちでした。
コーヒーでもお茶でも、ほんの10分でも、自分のための時間を取ると「私も休んでいいんだな」と思えます。
近場へ日帰りで出かけてみる
いきなり遠くへ行くより、まずは日帰りで行ける場所が気楽です。
道の駅、温泉、産直、海の見える場所。予定を詰めすぎず、昼過ぎには帰るくらいでも十分楽しめます。
これまで家族のために選んでいたお出かけを、これからは自分の気分で選んでみるのもいいですね。
寂しい日は無理に明るくしなくていい
子育てが終わった後の寂しさは、日によって波があると思います。
元気に過ごせる日もあれば、子どもの部屋を見て急にしんみりする日もあります。
そんな日は、無理に明るくしなくてもいいと思います。
写真を見返したり、思い出のものを少し整理したり、子どもに短い連絡をしてみたり。自分の気持ちが落ち着くことを選べば大丈夫です。
ただ、眠れない日が続いたり、食事が取れなかったり、つらさが長く続く時は、一人で抱え込まないことも大切です。
厚生労働省の「まもろうよ こころ」では、電話やSNSで相談できる窓口も紹介されています。誰かに話すだけで、気持ちが少し軽くなることもあります。
これからは親の時間も大事にしていい
子どもが巣立った後も、親であることは変わりません。
でも、毎日子ども中心に回っていた時間は少しずつ変わっていきます。
子どもには、それぞれの家庭や生活があります。
だから、ぽっかり空いた隙間を子どもに埋めてもらおうとするのではなく、私も私の暮らしを大事にしていたいです。
仕事を続けたり、外に出る用事を作ったり、気になることを調べたり、近場へ出かけたり。
子どもたちに迷惑をかけないためにも、できる範囲で自分の足で立って、年齢を重ねていけたらいいですね。
それは寂しいことでもありますが、自分の暮らしを見直すきっかけにもなります。
- 自分が食べたいものを作る
- 行きたい場所を選ぶ
- 使いやすいように家を見直す
- 昔好きだったことをもう一度やってみる
- ブログに気になったことを書いてみる
小さなことでいいので、「私がどうしたいか」を考える時間を持ってもいいんですよね。
子どもの人生を応援しながら、自分の暮らしも大事にする。
子育て卒業後の毎日は、その練習の時間なのかもしれません。
まとめ
子育てが終わった後に寂しいと感じるのは、自然なことだと思います。
子どもが巣立つのはうれしいこと。でも、家の中が静かになったり、毎日の役割が変わったりすると、親の気持ちはすぐには追いつきません。
- 寂しい日があっても自分を責めない
- まずは暮らしの小さな変化に慣れる
- 一人時間は近所歩きやお茶の時間から始める
- つらさが続く時は誰かに相談する
- これからは自分の暮らしも大事にする
子育てが終わったから、何かを急いで始めなくても大丈夫です。
ぽっかりした気持ちを抱えながらでも、毎日の中に少しずつ「私の時間」を増やしていけたらいいですね。
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